見積もり力も低い

あっ、私、見積もり力も低い! って気づいた。昨日くらいから、じわじわと気づき始めてはいたのだけど。はからずも、先日書いた自分メンテナンス力に続く、私に足りていない能力第二弾となってしまった、見積もり力。

見積もり力が低い、というのはどういうことか説明すると、


「ああ、風邪引いたなあ。でもまあ、あさってくらいには治るだろう」って見積もってたのに、完治まで10日くらい掛かったりとか、


「ああ、無職だなあ。貯金もそろそろ底が見えてきたし、就職活動だなあ。でもまあもろもろあるから、来週、とりあえず派遣会社に登録に行くかー」って見積もってたのに、すでに半月経過しているのに、登録したい派遣会社の目星すらついていなかったりとか、


まあ、そういうことである。これでも、自分ではいつも多めに見積もってるつもりなのが、たちの悪い所。


一事が万事そんな調子だから、部屋も散らかるし、無職だし、彼氏だってなかなかできなかったんだと、最近やっと気がついた。


というわけで、最近、気が向いたら、
「やろうと思うことは何か」
「それをいつまでにやるつもりか」
「実際にやり終えるまでにどれだけ時間がかかったか」
を記録したり、気にするようにしている。


たとえば、
「コップを洗おう、明日の帰宅後に」
だったのが、
「台所にあのコップがたたずんで、もう3日くらいかなあ。風邪が思ったより長引いたからさ、ね、ほら、しょうがないってこともあるよね、よし、今日は洗う! このあとすぐゴシゴシバシャバシャする!」
ってな具合である。

この場合、見積もりは1日だったのが、実際には3日掛かっている。この時点では、まだ洗っていないから、もしかすると実際には4日掛かるかもしれない。

そのズレはなんと2日以上だ。これが見積もり力の低さだ。

気づくのに29年掛かった。よかった、気づいて。