職業訓練の申し込みをする・1

2月末日で退職したが、ハローワークにはしばらく行かなかった。どうせだったら、手続きの書類がそろってから行こうと思ったからだ。

書類は3月15日に届いた。書類が届いた翌日、手続きのためハローワークに行った。夕方行ったので、その日は職業訓練の相談まではできなかった。だから、次の日、つまり3月17日に職業訓練の相談をした。そういえば私は、有給休暇消化があったので、2月4日を最後に職場に行かなくなったのだった。数えると、一ヶ月ちょっとふらふらしていたことになる。それはまた別の話になるのでまた今度。

先日と同じく、受付のおばちゃんに職業訓練の相談をしたいと伝えると、前日の手続きでもらったハローワークカードを出せという。出すと、半透明の黄色いファイルに小さなハローワークカードを入れて、あと、もっと小さな番号札を入れた。私にも、同じ番号の紙をくれた。番号札は、役所でよくある、自動印刷のやつだ。ミニストップのホットスナックを頼んだときにもらうやつに似ているやつだ。

窓口に座ったら、メガネの初老のひょろっとした職員が私の相手をしてくれた。

前のときと似たような説明を受け、今回は、私はばっちり離職しているので、その先のステップにすすむ。メガネの男性職員は、「今年は、民主党が政権を取ったから、予算が下りてくるのが遅くって、訓練の開講数も少ないし、訓練の場所も決まっていない。こんなことは初めてだ。例年だったら、委託先の入札も終わって、訓練場所などもわかった状態で紹介できるんだけど……」というようなことを言っていた。政権交代の余波すげえ、と思ったが、口には出さなかった。