自分メンテナンス力が低い

「自分を大切に」とか、「自分が自分を大事にしなくって、一体誰が大事にしてくれるっていうの?」、みたいな言説を、しばしばみかける。それはまあ、そうだろうと思う。そうだろうと思いつつ、それがどういうことなのか全くわかっていなかったな、と30歳を目前にして、ようやく気づいた。

つまり、私は、自分メンテナンス力が低い。

自分メンテナンス力とは、夜はちゃんと寝るとか、朝はちゃんと起きるとか、栄養はきちんととるとか、自分の居場所を整備する(掃除、人間関係の調整、収入源など)とか、そういう、自分自身の整備を怠らない力のことで、さっき私が命名した。

私は、これがかなり低い。夜は自分が好きなときにしか寝ないし、朝も眠ければ眠り続けるし、栄養に対しての知識もなく、居場所の整備に至ってはひどいものである。

これは、自分を大切にしているとは、とても言えない。自分を大切にしている人の部屋は、床の面積<モノ、という惨状にはならないはずだ。

二、三年くらい前から、やっと、外出後の手洗いうがいを励行するようになったのだけど、手洗いうがいをしなかった頃と比べて、格段に風邪をひかなくなった。それでも今、私は風邪気味で、つまり、手洗いうがいを励行していなかった頃の私の風邪っぴきぐあいときたら、ひどかったということだ。

もともと、それほど体が丈夫ではないというのもあるけれど、私の場合、自分メンテナンス力の低さが、現在のもやしっ子具合に拍車を掛けているんだと思う。

私をちゃんと寝かしつけることができるのは私であり、私をちゃんと目覚めさせることが出来るのは私である。

私はもっと私を大切にしなければいけないし、大切にしたい。

精神的には、私は私に対して銀チョコ3本分くらい甘いけれど、そうじゃないところでもっと私を甘やかすようにしたい。

とりあえず、外出時には、なるべく化粧をしよう。そして、化粧ができる肌をキープするために、しっかり寝たり食べたり出したりなんだりしよう。

なんだりってなんだ。