好きな同僚が他の人と話しているのを聞くのが好きだ

同僚A「そこのパスタ屋、行ってみたいんですよね〜」

好きな同僚「え、行ったことねえの?」

同僚B「俺も行ったことないなー」

好きな同僚「うっそ、おまえ、一緒に行ったじゃん!」

同僚B「ええー、行ってないですよう」

好きな同僚「いやいやいや、なんか時間なくて、入口近くの席にすわってさあ、ほら、あのとき、行ったじゃん」

同僚B「それって、そば屋とまちがえてません?」

好きな同僚「ちがうって! えー、なんで覚えてねえの、ひでえな」

同僚B「いやいや、ていうか俺じゃなくて、他の女の子と行ったのと勘違いしてるんじゃないですかー? ひどいなあ〜」

好きな同僚「いやいやいやいや、絶対おまえと一緒に行ったって! 覚えてねえほうがひどいって!」



好きな同僚が他の人と話しているのを聞くのが好きだ、と思った。なぜなら、楽しそうにおしゃべりしている好きな同僚を見ることができる。私と話すときとは、まったく違う。私も、好きな同僚と、あんな風にしゃべれるようになりたい。遠いなあ。